2023年11月にパチンコ「Pフィーバーありふれた職業で世界最強」がデビューしているが、今度はパチスロで登場。SANKYOは"波の荒いマシン"を得意としているが、本機はコイン単価3.1円とややマイルドなスペックとなっている。

まずは筐体画像のリール部分を見てほしい。各リールに"いかにも何かありそうな3コマぶち抜き図柄"があることがわかるだろう。当然"何かある"わけで、あらゆる局面で重要な役割を果たす。名称は引鉄図柄。通常時は、レア役から引鉄高確に突入させたり、前兆やチャンスゾーンに突入させたりしながら、主に引鉄図柄でATを射止めるゲーム性になっている。初当たりが、AT突入のチャンスとなるベルナビ7回の「ミュウボーナス」のこともあれば、直ATということもある。

ATは「大迷宮RUSH」といい、純増は約2.7枚/GとSANKYO系にしては控えめ。初期ゲーム数は50Gで、レア役によって上乗せしていくタイプなのだが、ステージレベルによって上乗せの期待度が異なるつくりとなっている。また、AT中も引鉄高確があり、引鉄図柄が止まれば止まるほど上乗せ特化ゾーン「トリガーラッシュ」突入のチャンスとなる。「トリガーラッシュ」は6G＋αのST式で、引鉄図柄が停止したリールに表示されている報酬をゲット。継続率は約78％で、上乗せの平均は53Gとなっている。上位版の「ガトリングバースト」なら、ハズレを引くまで終わらないため、継続率は約94％にアップ。上乗せの平均は166G、期待枚数は約2,100枚となっている。

上位AT突入のルートは、「トリガーラッシュ」の一部から移行する「パンドラゾーン」と、スイカから抽選で移行する「世界最強チャレンジ」の2つ。前者は15G継続し、成功期待度は約26％。後者は1G完結の潔いもので、期待度は約14％。いずれもリプレイかレア役がチャンスとなっている。上位ATの名称は「神大迷宮RUSH」で、純増が約5.0枚/Gにアップするだけでなく、「トリガーラッシュ」のゲーム数増加、「ガトリングバースト」突入率アップなど、様々な恩恵がある。終了後は必ず再突入チャンスが発生するので、ループする可能性も大。期待枚数は約3,200枚と、高射幸機に負けないくらいの性能を有している。