2023年11月にデビューした「スマスロ とある魔術の禁書目録」に続くパチスロ「とある」シリーズ3作目で、主役は人気の一方通行(アクセラレータ)。

まず押さえておきたい特徴は、チャンス目。左＆中リールは基本的に何が停止しても良く、右リールのどこかに7図柄が停止してリプレイが入賞していなければチャンス目となる。7図柄が下段、赤い打ち止め(ラストオーダー)図柄が中段に停止すれば「打ち止めチャンス目」。7図柄が上段、紫の一方通行(アクセラレータ)図柄が中段に停止すれば「一方通行チャンス目」。そして、7図柄が中段に停止すれば"偉い図柄"が3つ表示される「3連チャンス目」。最も期待できるのは当然「3連チャンス目」で、通常時はチャンスゾーン(CZ)当選が濃厚となる。ほかの2つは、片方を引いた後にもう一方を引けば期待大。チャンス目の高確率状態もあるため、CZ突入のハードルは高くない。

CZは3種類あり、いずれも10G継続。メインとなるのは、期待度約40％の「一方通行CHANCE」で、チャンス目を引けばAT濃厚となる。その上位版として期待度約70％の「打ち止めCHANCE」があり、こちらはベルやリプレイでもアツい。「一方通行＆打ち止めCHANCE」は突入時点でAT濃厚で、成功時はATのほかにBB当選の特典も付く。「打ち止めCHANCE」と「一方通行＆打ち止めCHANCE」は最終ゲームの小役も成功につながるので、叩きどころとなっている。

CZクリアで突入するのがAT「一方通行RUSH」。1セット40Gで、純増は約2.5枚/G。ここでもチャンス目が出現すればボーナスを抽選してくれる。BBはリアルボーナスで、純増は約4.5枚/G、約150枚の獲得。「追憶再生(メモリーズ)BONUS」は疑似ボーナスで、純増は約2.5枚/Gのまま、10G継続する。いずれも消化後はRUSHを再セットする(残り40Gに戻る)ため、引き損になることはない。また、時折当選するエピソードBONUSは、上位ステージ(後述)突入や期待値約2,400枚の特化ゾーン突入の大チャンス。40Gを消化しきった場合は、再突入を懸けたCZに移行する。

RUSHにはステージランクがあり、ランクによってボーナス出現率が異なるつくり。基本的には4段階で、C＜B＜A＜Sとなっており、Sならボーナス期待度約80％かつボーナス当選後はSランク継続が濃厚となっている。ランクはセットごとに再抽選されるため、ボーナス当選後とCZでの引き戻し後は期待が持てる。獲得枚数によってさらなるチャンスが訪れたり、引き戻し時に前述の特化ゾーンに突入したり、期待値3,500枚の特殊ゾーンに突入したりと様々な仕掛けがあるので、一方通行の奥深さに驚かされることだろう。