ライトノベルに端を発し、漫画化、アニメ化などもされたコンテンツ「冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた」がモチーフ。一撃性に目が行きがちなスマスロにおいて、遊びやすさと遊技の楽しさを追求したマシンとなっている。

疑似ボーナスで出玉を増やすタイプで、スペック表からもわかるように初当たりの軽さが大きな特徴。通常時は主に、レア役→チャンスゾーン(CZ)→BONUS当選を目指す流れなのだが、設定1でもレア役が約1/24、CZ突入が約1/94と、かなりの高確率。つまり、頻繁にチャンスが訪れ、常に「当たるかもしれない」という期待感がある。

面白いのは、"自力で育てる"ゲーム性。CZは期待度の異なる5種類があり、どれを選択するかの段階で小役が成立すれば育つ(上位のCZにランクアップ＆継続する)のである。しかも、BETやレバーでジャッジする「英梨々」、帽子が飛べば継続する「惠」、PUSHボタン長押しで告知する「詩羽」の中から好きな演出＆ヒロインを選択できるので、コンテンツファンもパチスロファンも楽しめる。

BONUS中は、メイン小役である6択押し順ベルによって報酬を育てていく。エピソードをゲットすれば、＋αの出玉を獲得した後でCZ突入に期待できる。また、「緑7・白7・赤7」と3人のヒロインが揃うトリプルヒロインBONUSなら、CZ大量ストックの期待大となり、期待枚数は約1,000枚となる。遊びやすい初当たり確率とはいえ、スパイスもしっかり搭載していると言えるだろう。

スマホと連動したサービス「ダイトモ」を搭載。実機ではヒロインをカスタムでき、打てば打つほど衣装などが開放されていく。好きなヒロインを育てられるのである。